便利なのは分かるけれど、なかなか使いこなせない携帯電話。特に最近は機能も機種も多くて、どれを選んだらいいかすらわからない―そんな皆さんのために、大手家電専門店の、電話売り場のSさんにお話を聞いてきた。
話す以外のケータイの使用法には縁がないというあなた。使いこなせば生活が変わること間違いなしだ。
Q1.ケータイを選ぶ人へのアドバイスは?
「本体一円」などの言葉に惑わされず、料金プランや通話料といったランニングコストを重視して決めよう。「ツーカーは安いが二年契約が必須で、違約金は約一万」など、各社の条件の把握も大切だ。
最低料金は各社とも月額約三千円であまり差がない。だが無料通話分の割合や繰越し、家族割引の方法など、内容はさまざまだ。お得な会社やプランを選ぶには、「使用目的、頻度」「どの社の電話をどんな風に使っている家族と家族割引をしたい」など、実情を具体的に話して店員さんに相談にのってもらおう。
Q2.シンプルで使いやすく、見やすいケータイは?
▼「話せて、メールができればいい」あなたには…ドコモのF672iがおすすめ。画面が大きく、文字も大きく表示できる。よくかける相手を三件までワンタッチで呼び出せるほか、視覚に頼らず画面操作ができる「音声読み上げ機能」がついている。歩数計機能もあるので、健康管理にも。
ツーカーのTS41も使いやすい。シンプルメニューで操作が簡単な上、文字が大きく表示できる。画面も大きい。この機種の特徴は、骨伝導スピーカーを採用していること。鼓膜以外の部分からも音が伝わるので、雑踏の中でも話しやすい。ただし、補聴器をつけているとハウリングが起こる場合があるので注意。購入時はお店で必ずチェックしよう。
▼「やっぱりカメラ付き」のあなたには…簡単操作のカメラ付ならAUのA1304T・。メニュー画面が分かりやすいスマートモードがあり、操作が楽だ。画面も大きく、字を四倍サイズに表示できる。登録すれば、三件までよくかける相手をワンタッチで呼び出せる。
ボーダフォンのV302T、V301T、V301Dも手軽に使えるカメラ付きケータイ。画面も大きくてキレイ、もちろん文字サイズを大きくすることも。よく使う機能だけをわかりやすい言葉で表示するシンプルモードがある。3つのなかではファッション性の高いV301Dが一押し。
Q3.その他のオススメ機種は?
ここまでは特にシンプルな機種を紹介したが、最近は「見やすく」「操作が楽」なものが主流になってきている。一般向け機種にもチャレンジしてみよう。おすすめなのはドコモのフォーマ900iだ。最低百万画素のカメラが搭載されているので、デジカメ代わりに持ち歩くのもよい。また900i同士ならテレビ電話になるので、遠くに住むお孫さんと顔を見ながら会話したり、一緒に来られなかった人と買い物の相談をするなど、楽しい使い方ができる。気になるテレビ電話の通話料も他社の通常料金並みだ。
また、変り種ではラジオの聞けるケータイ(auのA5503SA)がある。
1基礎編
メール活用術:普通の手紙よりも手軽で、相手にすぐ届くメール。子供や孫といった若い世代とのコミュニケーションに役立てている人も多い。文字を介すので素直に気持ちが伝えられるのがいいのだとか。また、メールなら同じメッセージを複数の人に同時に送れる。サークル仲間への伝達も一度ですんでしまう。さらにメーリングリスト(=特定の宛先に送信するとメンバー全員にメールが届く仕組み)に参加すれば、全国の同好の士と意見交換や情報交換ができる。普通なら知り合えないような仲間との交流もメールならではだ。
カメラ活用術:あると便利なのがカメラ。親しい人との記念撮影などが一般的だが、おすすめしたいのが趣味に沿った使い方だ。例えば「山歩きで見つけた花を撮り、帰宅後調べる」「ワインのラベルを記録」「外食先の料理の盛り付けを撮影」など、アイデア次第で活かし方はさまざま。撮影した写真を仲間に送付して、それをお題に皆で一句捻ったりしても楽しい。
2応用編
最近ではGPS(=衛生を使った位置情報システム)を使ったユニークなサービスも登場している。
EZナビウォーク(au):いわばケータイ版カーナビ。音声で目的地まで誘導してくれる。
HELPNETケータイ(au):緊急時に通報すると、オペレーションセンターが関係機関に接続、消防や警察、海上保安庁などが駆けつけてくれる。
ココセコム(au、ドコモ):セコムのサービス。具合が悪くなったら救急信号を送れる。また、持ち主の居場所を確認できるので、一人歩きが心配な人に持たせても。家族などからの依頼があれば、セコムが現場に急行、捜索してくれる。
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