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 すべり・つまずき防止のために
●【住まい】第3号(2004年5月号)目次
1-熟年世代のための住み替え講座 今の家、売るか貸すか どちらがお得?
2-熟年世代のためのリフォーム講座 Vol.2(全6回) すべり・つまずき防止のために
熟年世代のためのリフォーム講座 Vol.2(全6回)
すべり・つまずき防止のために

 今回はすべり・つまずき防止のためのリフォームをテーマとする。大掛かりな工事をしなくても、ちょっとした工夫や知恵で安全度が増すのでぜひ参考にして頂きたい。
 すべり・つまずきを防止するためには、段差の解消、手すりの装着、(夜間の)照明が主なポイントとなる。

(1)階段についての注意点
 手すりは、できれば両側につけたい。階段幅が狭くて片側しかつけられない場合、下りるときの利き腕がふれる側に最上段より長めにつけよう。両端は、袖が引っかからないように、伸ばして壁につけて終わらせる。手すりの高さは80cmが標準だが、使う人に合わせて調整したい。
 床はすべりにくい床材(ノンスリップ加工を施した板や毛足の短いカーペットなど)を選ぼう。すべり止めは、出っ張ってつけるとかえってつまずきやすく危険な場合もあるので、埋め込み式の方がよい。また段差のあるところは、見分けがつきやすいように色を変えるとよい。(例:テープをはる)足元灯はできれば上・中・下の3カ所につけ、足元を明るくするとよい。スイッチが人の存在(で自動的に入るタイプもある。

(2)敷居・床・畳の注意点
 どうしてもなくせない段差は、5ミリ以下、できれば3ミリ以内にしよう。
 敷居は床面に合わせて削るか、赤色で色分けする等して目立つようにしよう。
 スロープは、置きタイプのものでは動きやすく、危険なので、固定式にしよう。勾配は1/15〜1/12を目安。
 以下身近に出来ること。フローリングにはすべり止めのワックスを使う。カーペットは部屋の一部ではなく全体に敷く。電気コンセントは多めに設置してコードが邪魔にならないようにしよう。床から40cm程度の高さに設置すると、かがむ動作を楽にすることができる。ただし、コードに脚を引っ掛けるおそれがあるため、コンセントが簡単に抜ける“マグネットコンセント”にすると安全だ。もっとも基本的で常に心がけたいのは、収納場所を確保して、物を散らかさないようにする事だ。  

8cmの段差に、スロープを設置した例

 
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