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老後の1つの選択肢、有料老人ホーム
●【安心】第5号(2004年9月号)目次
1-老後の1つの選択肢、有料老人ホーム
2-離れていても安心 独居の親の暮らしを見守れる「iポット」
老後の1つの選択肢、有料老人ホーム

 事情があって親を託したい、安心して暮らせる終の棲家が欲しい――― 高齢化社会が進む中、親や自分の老人ホームへの入居を考える人が増えている。

●公的ホームは「狭き門」
 公的な施設としては、軽費老人ホーム、特別養護老人ホーム(=特養)、養護老人ホーム、老人保健施設などがある。このうち特養と老人保健施設は介護保険制度の下の施設。利用するには要介護認定が必要だ。
  公的ホームの魅力は経済的負担が少ないこと。しかし待機者が多く、簡単には入れないのが難点。特養を例に取ると、入居まで2〜3年かかるケースもある。そこで活用したいのが、民間の有料老人ホームだ。

●身近になってきた有料老人ホーム
 
有料老人ホームへの入居を考えるとき、1番のネックは費用だろう。特養では平均5.4万で済む月々の負担が、有料老人ホームでは15〜20数万。その上入所時に入居金が必要だ。
  この入居金、かつては数千万円が主流で、「有料老人ホームは金持ちのためのもの」が通説だった。しかし近頃では二極化が進み、数百万円の価格帯の所も増えている。月々の負担金の問題はあるが、有料老人ホームがぐっと身近な存在になってきていることは確かだ。

イメージ
※写真はイメージです。

●有料老人ホームの利点
 
公的ホームでは相部屋が主流だが、有料老人ホームは個室が一般的だ。プライバシーが保たれる空間があるのはありがたい。ただし要介護になったとき、大部屋の介護室に移される所も。入所前によく確認しよう。
  また、利用者のニーズへの柔軟性があるのも有料老人ホームの魅力だ。「元気なうちに入居して、後々介護してもらう」そんな計画も有料のホームならではだ。

●進む多様化
 
介護保険制度導入以降、有料老人ホームのサービスは多様化してきている。一例を挙げると、入間や東村山などに施設を構える「やすらぎの森」では、300万円と手頃な入所金ながら(注:要介護認定者の場合)、看護婦の常駐と医師の往診がある。医療面でのフォローがしっかりしているので、これまで受け入れ先が見つからなかった「痴呆で糖尿」などの人も入居可能だ。根気良く情報を集めれば、あなたの条件にあったホームも見つかるかもしれない。

知っておいて損のない老後の住まいの情報。
次号以降では、「グループホーム」を取り上げる。

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