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体に良いのはわかっていても、なんとなく敷居が高い感じのする自然食品。 「高価」「調理が大変」「種類が少ない」など、漠然としたイメージで敬遠している人も多いのでは? 一般の商品との違いなども含めて、その実態を取材した。
「店ごと全部無添加です」――ぐるりと店内を示してくれたのは、自然食品の店「健康ハウス」統括店長の大滝さん。見回して、商品の幅に驚いた。食品は、野菜・米・味噌・酒・卵・肉などの基本素材から、豆腐・漬物・ハム・練り物・菓子といった加工品まで。意外だったのは、インスタントラーメンやレトルト食品、だしの素、缶詰など、手軽に使える食品も多く並んでいたこと。化粧品、石鹸、トイレットペーパー、蚊取り線香、食器などの日用品もある。変り種では、天然素材の染髪料、アトピーの人のための除去食、ペット用商品も。ここだけで買い物が事足りるほどの品揃えだ。
まずは気になる値段を農作物でチェック。ここの商品は全て「有機農薬化成肥料不使用」。手間が掛るお米は割高だが、キャベツ半分100円、ピーマン4つ130円など、一般店と変らぬものもある。農家と年間契約を結んでいるので、不作のときなどは他店より安くなることもあるのだとか。加工品については、増量剤を使わないハム、国産の農薬化成肥料不使用大豆を使った豆腐など、普通の商品の二倍程度のものも。だが「健康をお金で買う」と思えば、手が出せない値段ではない。
次に一般の商品とどこが違うのか、味噌を例に説明していただいた。本来、味噌は大豆・塩・麹を半年〜1年間じっくり熟成させて作るもの。ところが今一般に売られている味噌の大半は、輸入物の脱脂大豆(油を絞ったあとの大豆かす)を使い、薬品を入れて1〜2週間で商品にしているそうだ。もちろん添加物もたっぷり入れる。自然食品の店で扱われるのは、当然「本来の味噌」の方。「健康ハウス」ではさらに気を配り、国産大豆が原料のものしか置いていないとのこと。原料に拘り、製法に拘り、体にいいものを―――これが自然食品の真髄だ。
品数豊富で手軽な商品も多い自然食品。値段のハードルも意外に低そうだ。まずは醤油や味噌など、毎日使うものから替えてみては。
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