クメール語の絵本を贈る会
あるNGOのカンボジア視察旅行に参加したメンバーが「自分たちにできることを」と始めたのがこの会。内戦や圧政で荒れ果てた地には、子供たちの心の糧たる絵本が全くなかった。そんな現状に心を痛めて行動を起こし、今年で十年になる。
主な活動は日本の絵本に現地語訳文を貼付し、カンボジアやラオスへ送ること。現地での絵本の出版も支援している。訳文の貼付作業や勉強会、イベントへの参加などの実際の活動は二ヶ月に一度程度だが、40名いる会員のスタンスはそれぞれ。「できる時にできることを」が基本精神だ。「会費を払うことで金銭面の協力をしたい」という北海道在住メンバーもいるのだとか。
一年おきに有志で現地訪問もしている。絵本に飢えている子供たちの様子を語ってくれたのは、代表の根岸セツ子さん。「一冊の本をたくさんの子供たちが読むので、一年くらいでボロボロになってしまう」そうだ。「メディアでは忘れられつつあるカンボジアですが、恵まれない現状は『過去』ではないんです」と今なお続く窮状を訴える。
「贈る会」はこれまでは小平市を中心に活動していたが、今後は所沢方面でも展開して行く予定。訳文貼付などを手伝ってくれるメンバーを募集中だ。問合せは根岸さんまで(TEL:04-2944-8683)。なお、賛同者からの寄付も受付中。お心のある方はご一報を。 |