ここ数年、シニア世代に向けた保険商品が続々登場している。
このようなシニア向け保険とはいったいどういう保険なのか。一般の保険と比べてどこが違うのだろうか。
保険に入りたくても入れない人には便利
シニア世代になると、病歴や入院歴があるので保険加入をあきらめる人も少なくない。そんな人たちに保険を提供しようとして開発されたのが、シニア向け保険だ。その主な特徴は・加入対象年齢をおおむね50歳から80歳くらいまでのシニア世代を中心に絞っていること・加入に際して医師の審査や告知が、要らない商品が多いことなどである。
そこで60歳など、ある年齢になって極端に死亡保障が少なくなったり、同様に医療保険が切れてしまったり、健康の衰えを自覚して加入の必要を感じるようになった人など、『こんな世代にシニア保険は便利で約に立ちます』というわけだ。では具体的にどんな保証内容になっているのであろうか。
医療保障型と死亡保障型があるシニア向け保険
まずシニア保険は概ね医療保障を中心にしたものと死亡保障を中心にしたものに分けられる。
例えばアリコジャパンの「はいれますシニア入院保険」は医療型保険だ。この保険は契約年齢は55歳から80歳。もし日額5000円のプランに加入すれば、入院したときには日額5000円の入院給付金が受取れる(一入院の支払限度日数は45日まで、通算では最高120日まで)。また、手術や通院にも給付金が付く。但し契約前に発病してたり治療を受けていた病気については支払の対象とならないし、契約から90日以内は保障の対象とはならない。保険期間は5年間で、継続する場合は保険料がアップする。
一方死亡保障型保険としては、アメリカンファミリーの「どなたでも」などがある。この保険の場合は契約年齢が40〜80歳と、対象年齢の幅がやや広い。終身保険だから死亡保障は一生続くことになる。病気の場合死亡保険は30〜300万円の範囲で選べ、災害死亡の場合はその4倍の保障額となる。ただし、契約してから2年以内に死亡した場合には、この保険金は支払われず、それまで払い込んだ保険料と総額相当の死亡保険金が支払われる。
保障の幅に制限があるのに注意
以上保障の幅にある程度制限があることが分かる。しかしそれでも保険に入っておきたいという人には便利な商品だ。ここでとりあげたシニア向け保険はあくまでも一例であり、個々の保険にはそれぞれ保障内容に違いがある。資料を熟読し、納得の上で契約することが大切だ。 |