● 定年後の人生は何年くらい続く?
日本は世界一の長寿国です。60歳の人の平均余命は男性22年、女性27年。つまり還暦が定年だとす ると、2〜30年は暮らしていけるように計画を立てなければならないわけです。
● 計算してびっくり、老後に必要な額
夫婦でゆとりある老後を送るために必要なお金は、月額30万といわれています。妻1人になった後はその半額。3歳年下の妻を持つ男性の場合だと、前述の平均余命と夫婦の年齢差から考えて、夫婦で22年、妻1人で8年暮らすだけのお金が必要です。これは計算すると9360万円にもなります。約1億円も必要なんですね。
● 公的年金だけで暮らせる?
ここで当てにしたいのが公的年金ですが、「職なし年金受給者の赤字額はひと月5万円」というデータも。悲しいかな、「公的年金だけで悠々自適」は夢のまた夢なのです。ですが公的年金が重要な柱であることは間違いありません。資金計画を練るときには、その不足分を把握して、どうやって穴を埋めるかが重要なポイントとなります。
次回は、収支の具体的な考え方を取り上げる予定です。
監修:2級ファイナンシャル・プランニング技能士 井岡真理
ライター:楠木つかさ |