老後の生活は不安だけど、今の暮らしに追われて「何となく」しか対策を立てていない…。
そんな方にお届けしたいのがこのシリーズ。
《対策編》
お手元の100万円で出来ること
少しでも増やしたい老後資金。例えば100万円あったら、こんな活用法が。
▼王道! 住宅ローンの繰上げ返済
35歳のとき30年ローン・金利3%で3000万円借りたとします。50歳で100万円繰上げ返済したら、いくら得? 答は約55万円。返済期間も一年短縮。これはなかなかの効果ですよ。
▼技あり! 一時払いの貯蓄系保険
保険料を一度に払って、一定期間たったら受け取る――― このタイプの保険は銀行より断然利率がいいので、お金の取り置き先としてオススメ。M社の終身保険を例に取ると、約100万円払っておくと死亡時に130万円リターン(50歳契約の場合)。これを遺される奥様の老後資金にしてもいいし、貯金と割り切って一定期間経過後に解約しても。例えば10年後の返金率は105%で5万円の増額。銀行の10年定期に預けても1万円少々しか増えないんですから、お得です。
《NG編》
ご注意、資産運用の甘い罠
「欲を出しすぎて虎の子を失う」なんてことがないように、お次は注意編。
▼被害甚大! 外国為替証拠金取引 
ここ何年か問題になっているのが「外国為替証拠金取引」を巡るトラブル。この取引では少額の元手で多額の外貨が売買できるため、儲けが期待できる半面、ハイリスク。なのに「ノーリスクでたくさん儲かる」などの甘言を並べ立て、強引に事を進める悪徳業者が後を絶たないのだとか。100万円預けたら次々お金を追加させられ、結局700万円損した、なんてケースも。先物取引もそうなんですが、複雑な相場取引は素人には向きません。裏のない「うまい話」はないことを肝に銘じて、くれぐれも慎重に!
(ライター:楠木つかさ/協力:二級ファイナンシャル・プランニング技能士 井岡真理)
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