現代人は多くの健康へのリスクを抱えている。それを少しで改善したいと考える人に、今注目されているのが健康補助食品といわれるサプリメントだ。ある日の新聞には黒酢、ウコン、ビタミン、カルシウム、朝刊だけでも4つのサプリメントの広告が掲載されていた。次々と登場するサプリメントの数々、昨今注目されているものの中から熟年世代にチェックしてほしいものをいくつかあげてみよう。
熟年世代に向くサプリメント
近頃体力が落ちてきたかな…何をするにも気力がなくて…
など熟年世代は男性女性にかかわらず体の変わり目でもある。
更年期障害といえば女性だけのものと思われがちだが、男性にもある。「マカ」という南米、アンデスの高地に原産する植物がある。ホルモンに作用し滋養強壮や老化防止効果があると期待されているものだ。
加齢により衰える脳の血流を高めるのに効果があるといわれるのがブレインフードと呼ばれるものだ。DHA・ホスファチジルセリン・イチョウ葉エキスが代表的なもので認知症などの防止にも役立つといわれている。また、発芽玄米に多く含まれる「ギャバ」といわれるアミノ酸の一種も脳の血流の活性化に効果があるといわれている。
ひざや目の衰えには
膝やひじなどふしぶしが気になるという方にはグルコサミン・コンドロイチン。年齢と共に減少する関節のクッション機能を補い、動きを楽にするという。カルシウムやコラーゲンと併用が良いとされている。
視力の衰えが感じられたり、パソコンなど眼を使うことが多い方にはブルーベリーが。青紫色の天然色素「アントシアニン」が目の網膜の色素であるロドプシンという物質を助け目の健康と疲労回復などに働きかけるといわれてる。
肌の若返りには
若々しいお肌を保ちたい方今一番注目されているのが「コエンザイムQ10」だ。脂溶性のビタミン様物質体で抗酸化作用が高く、特に紫外線による肌の老化現象に効くといわれ、ビタミンB・C・Eと併用が効果的といわれている。飲用するほか含有された化粧品も発売されている。
※ここに紹介したものはサプリメントに含まれている成分名です。商品名ではありません。
サプリメントの注意点
サプリメントの魅力はなんといってもその手軽さだろう。時間がない人間にとっては数錠飲むだけで・・・となればこんなに便利なものはない。しかし、サプリメントは薬ではなく食事で足りないものを補うものであるからこれだけに頼りすぎてしまうことは危険だろう。そして過剰摂取も禁物といえる。たくさん飲んだからといって効果が倍増することはないという。説明書をよく読んで使用量は守るようにしたい。また、含有量にも注意して欲しい。例えばコムギ、大豆、卵といったアレルギー物質が含まれているものもあるからだ。薬との併用についてだが、セントジョーンズワート(ウツな気分をやわらげる)は薬との相互作用が多く、また前出のイチョウやコエンザイムQ10も相互作用の報告があるため、病気による食事制限がある場合や薬を服用している場合、医師や薬剤師などに相談したほうがいいだろう。
大手販売元などには電話などで問合せができる相談窓口を設置しているところもある。
▼年齢を重ねるごとに体は衰えるものだ。機能の低下や変調は免れない。あまり気にしすぎも困るが、健康維持にはまず自分の体をみつめ直し、それなりの方法で努力することは必要だろう。サプリメントはその手助けをするものとしてこれからも需要は増えそうだ。
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