自分の意思を家族に残そう 〜 エンディングノート
エンディングを巡る話題を取り上げる本シーズも今回が最終回。最後に近頃話題になっている「エンディングノート」をご紹介します。
▼エンディングノートって何?
「病気になった時や死んだ後、どうしてほしいか」を書き込む本のこと。自分史を書くスペースもあり、「意思や生き様が残せる」と団塊の世代を中心に人気上昇中。ご主人にプレゼントする女性も多いのだとか。出版社やNPOなどから十数種類刊行されています。
本田桂子さん著のエンディングノート |
▼具体的にはどういうことを書くの?
病気や余命の告知、介護、延命措置、臓器提供、葬儀やお墓、財産の行方など、項目毎に自分の意向を記入します。また、これまでの思い出や身近な人へのメッセージなども。流れに沿って書き進めばいいので、特別な知識がなくても大丈夫です。
▼良いこと、効用は?
<1>遺言書よりも敷居が低い。
<2>キチンと書き留めておけば「まさかの時」の家族の負担が減る。
<3>家族への思いを言葉にする機会が得られる。
<4>資産状況を把握できる。
<5>これまでを振り返ることで今が充実する。・・・・・など。
伝えるべき言葉を書き留めておくのは、自分のためでもあり、家族のためでもあります。
▼注意点は法的な効力がないこと。
遺言書作成を視野に入れた作りで支持を集めているエンディングノート「私の『人生』ノート」の著者・本田桂子さんに話を伺いました。曰く「相続の希望を叶えるためにはノートだけではだめ。遺言書が必要です。是非ノートを元に作成し、家族の和を守ってください」。なるほど、エンディングノートは一つ先のステップへの入り口にもなるようです。
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本田さんが理事を勤めるNPO、遺産相続サポートセンター
のホームページには相続や遺言についての情報が。
アドレスはhttp://www.yuigon-souzoku.com/
(ライター 楠木つかさ) |