定年準備の最優先課題?!
「妻の心を取り戻せ」大作戦
カウンセラー発のこのシーズ。今回は妻との関係に戸惑うプレ定年の男性へのエールです。
突然ですが、まずはとある夫婦の会話を。
夫:「俺が定年したら二人で旅行でもどう?」
妻:「なんであなたと? 私、友達と行くわ」
定年したら当然楽しめると思っていた妻との時間。でも相手は何だかツレナイ――あなたはこの手の溝を感じたことはないですか?
実はこれ、「自分は仕事、妻は家、『分業』はあたりまえ」という男性に多い状況。奥さんからしてみたら、「これまで仕事ばかりで私を見なかったくせに、今更何よ」ってなもの。こんな二人の定年後ライフは前途多難? 大丈夫、まだ間に合います。あなたが変われば奥さんも変わるんです。
まずはちょっと考えてみましょう。二人でいたからできたことや、当たり前だと思っていたけど奥さんのおかげ、ってことはないですか? それに思い至れば「ありがとう」「この人が大切だな」という気持ちが自然に湧いてくるはず。それをぜひ、毎日の生活の中で伝えて下さい。出先から「風邪はどう?」と電話を入れるだけで、二人の関係は変わるもの。口下手ならメールはいかが? 奥さんの好物をお土産にしたり、家事を分担するのもいいですよ。一ヶ月実践して、離婚の危機を脱したケースも。何もしなければ何も伝わりません。心を示す小さな積み重ねが大切なんです。
ただし最初は奥さんから「いきなり何よ?」という反応が返ってくるかも。そんな時もめげずにアプローチ続行! コツは「自分のために頑張るんだ」と自覚すること。妻といい関係を築くのは、自分が幸せに暮らすため。「妻のため」と思うと、負担感で続きません。
幸せな定年後に欠かせない夫婦円満。今のうちから、ぜひいい関係を積み上げておいて下さいね。余談ながら、定年前から趣味のサークルなど、仕事以外の居場所を作っておくのもおススメです。それは「定年後も濡れ落ち葉にはならないよ」という意思表示。奥さんにとっては嬉しいものなんです。
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(語り手:NPOファミリーカウンセリングサー
ビス池袋オフィス代表 和田由里子
/取材・構成:西村信子) |