ツーサムとは「2人でする」こと。元々は「2人でコースを回る」というゴルフ用語でしたが、最近では「夫婦2人で何かを楽しむ」という意味に進化。映画や旅行、ファッションから食べ物まで、市場にも様々な商品が増えているのだとか。
熟年ばんざいでもツーサムを大プッシュ。縁あって隣に居る夫婦ですから、一緒に楽しまなくちゃもったいない――そんな思いを込めて、ツーサムな夫婦時間を特集します!
一緒に遊んで共白髪?!もっと夫婦で過ごそうよ
「何かを一緒に楽しむのは、夫婦仲を良くする近道」と話してくれたのは、NPOファミリーカウンセリングサービス池袋オフィスのカウンセラー・楢原ひろみさん。会話が増えて今の関係が良くなるだけでなく、思い出が財産になって老後まで「ご利益」が続くんだそう。夫婦時間初心者のデートならお花見を。「会話が自然に生まれるし、無計画でも大丈夫」。手軽なところでは飲みに行くのも◎。
ウォーキングやガーデニングもおススメだ。楢原さん曰く「長年一緒の相手とだから味わえるジワッと温かい時間を楽しんで」。お出かけ時はお洒落をすると吉。新鮮味が出ていいそうだ。ツーサムで2人の時間が充実すれば、熟年離婚もヒトゴトに?!
今が一番一緒にいます
―― 安達さんご夫妻のケース ――
日高市の安達智昭さん、恭子さん夫妻は結婚34年目。智昭さんは昨年完全リタイア。子供達は既に巣立ち、夫婦2人暮らしだ。

安達智昭さん、恭子さんご夫婦
これからも若々しくツーサムで! |
40代までは仕事に子育てにバラバラの時間を過ごしてきたというお二人。「今が一番一緒の時間を楽しんでいるよね」と微笑みを交わし合う。実はご夫婦には共通の趣味がある。それは釣りとゴルフ。釣りは伊豆方面まで足しげく通い、ゴルフは練習場がメインだ。今はまっているのは海の堤防で渓流竿を使うタカベ釣り。「竿がしなって、ぐっと引かれる感じが楽しい」とお2人。釣った魚は帰宅後恭子さんが料理する。「刺身や塩焼き、酢味噌和えで食べます。美味しいですよ」と智昭さん。
実は釣りもゴルフも、もともとは智昭さんの趣味だった。「リタイアしたら友人も減るし、家内を置いて1人で出かけてもつまらない」と、定年の5年位前から恭子さんを巻き込んだそう。恭子さんは恭子さんで「帰ってくるまで1人で待っていても、つまらない。どうせなら自分も一緒にしよう」と始めることにしたのだとか。
そんな具合に仲の良いお2人だが、釣りやゴルフの最中に喧嘩することも。理由は智昭さんの「厳しくて、うるさい」鬼コーチぶり。「釣り方を注意して、むくれられたこともあった」。ケロリと話す智昭さんの横で、恭子さんが目元を緩ませる。2人の喧嘩は後を引かないのが特徴なんだそう。
庭弄りや買い物など、日常生活も一緒に楽しんでいるという智昭さんと恭子さん。「夫婦で過ごす時間のいいところは、一緒に居て違和感がないこと。自然と楽しい気持ちになれます」――2人の間に積もった良質な時間が見て取れるような、恭子さんの言葉が印象的だった。
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皆さんは夫婦の時間、楽しんでいますか?結局のところ、最後に残るのは夫と妻。「今さらいいよ」なんて言わないで、「今からいい時間」過ごして下さいね。
(ライター:西村信子) |