ふっと香ってくる金木犀の香りに懐かしい光景が思い浮かんだり、疲れている時や緊張している時に生花の香りで和んだり、もちろんお腹がすいた時のご馳走のにおいもたまりません。どんなに文明が発達して生活が便利になっても、人間の五感である嗅覚はなかなかあなどれないものです。今回は、この嗅覚と深くかかわっている「香り」に着目して、毎日の生活にちょっとしたハリやゆとりで、心身共に健やかな気分ですごしていきましょう。
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ▽ アロマテラピーってなぁに? ビギナー編
アロマテラピーとは、ハーブや花や葉、果実など植物から抽出した
100%天然のエッセンシャルオイルを使った芳香療法の一つです。
間接的な方法
〜蒸気吸入・芳香浴
精油を空気中に拡散させたり、お湯の蒸気を利用したりして、香りを楽しみ、鼻から吸うことで体内に取り入れる方法
直接的な方法
〜入浴・マッサージ
お風呂に精油を数滴(4〜5滴)落として入浴したり、キャリーオイルで精油を薄めて、リンパに沿ってマッサージをしたり、直接的に取り入れる方法。
たとえば、馴染み深い「ゆず湯」「菖蒲湯」も! ▽どんな時にどんな香りがいいの?
○風邪のひき始め、のどが痛い
・・・ユーカリ、ベルガモットで蒸気吸入
○冷房病、夏でも冷え症
・・・ジンジャー、オレンジスィートで足浴
○旅先で気分がすぐれないとき
・・・ペパーミントをハンカチやテイッシュに1滴垂らして香りでリフレッシュ
○エッセンシャルオイルの万能選手は
・・・沈静効果の高いラベンダー
▽こんな使い方も・・・ !!
たとえば、ヒノキオイル。私たち日本人には馴染みの深いこの香り。森林浴効果と殺菌効果があるので、エアーフレッシュナーにプラスして森林浴気分を味わったり、来客用のおしぼりに1滴、玄関先の置物に1滴、など活用範囲はいろいろと広がりますよ。
▽日本古来のアロマテラピー
〜「お香・インセンス」の世界
お香の歴史は古く、日本書紀には推古天皇の時代(595年頃)に伝来としるされています。仏教の伝来と関係しているようです。
形は棒状のスティックタイプ、円錐形のコーンタイプなどがあり、お香立てもインテリアグッズの感覚でお洒落なものがたくさんあります。
お香の香りも、人の脳にいろいろな働きや影響を与えます。
○穏やかな気分になるα波(鎮静波)が出る香り
・・・ラベンダー・白檀
○ヤル気の出てくる気分になるβ波(興奮波)が出る香り
・・・伽羅、バラ、ジャスミン 自分のお気に入りの香りを探すのもよし、なりたい気分によって香りを選ぶのもよし、日々の生活をステキに演出してみましょう。
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次回は、「色の効能」についてお届けします。「ちょっとした工夫で健康的で楽しい毎日を」が合言葉のソフトメディカルシリーズです。是非お試しあれ!
( 企画・構成 小出敦子) |