地域に根ざした医療の現場で、訪問診療を実践する
所沢東NEOクリニック院長
医学博士 藤森 努 さん

東京慈恵会医科大学卒、49歳。
地域医療について熱く語る藤森先生。
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地域医療が進むべき道
藤森さんは大学卒業後、若くして地域医療の現場に飛び込んでいった。「大学での研究より、地域医療が自分のやりたいことでした」。外来患者を診ながら、往診も行う現場にいて、感じたことがあったという。「昔は医者が往診してくれるのは当たり前だった。今は、医療は病院で。私は、自分から患者さんへ近づきたいと思ったのです」。
介護している家族も視野に
「特に訪問診療が必要な高齢者は、介護をしている家族も視野に入れた対応が大切です」。介護者である家族の話に耳を傾け、家庭での介護状況を把握することで、病院での検査・診断だけではわからない「患者さんに本当に必要なもの」がわかることがあるのだとか。
治癒するのも気持ちから
「病は気から」という言葉がある。先生は治癒するのも気持ちから、という。「患者のレベルになってコミュニケーションをとる。そして患者が前向きな気持ちになるようにしてあげる。これも大切な医療だと思います」。例えば『言葉がけ』ひとつで症状が軽くなる場合もあるとか。高齢者介護の経験者なら、うなずけるエピソードだ。
熟年世代は介護世代
60代が80代の介護をする時代、一昔前なら考えられなかったことだ。先生から熟年世代にひと言。「人のためにがんばるということは素晴しいこと。しかし、がんばりすぎないことも大切です」。
医療と介護の連携を
藤森先生が院長を努めるNEOクリニックは訪問診療に重点をおいたクリニック。ショートステイやデイサービスを行う高齢者介護施設「所沢東やすらぎ」と併設している。高齢化社会にあって、医療と介護の連携が必要という観点からできた施設だ。
藤森先生のような訪問診療を実践してくれるお医者さんは、私たち熟年世代の強い見方といえるだろう。その手腕に期待したい。
(取材 小泉裕子)
〜 MEMO 〜
所沢東NEOクリニック
埼玉県所沢市牛沼773-2
TEL.04-2995-0007
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