◇その1◇
山口 「50歳からの生活情報誌、【熟年ばんざい】に
今回から参加します山口君と竹田君です」
竹田 「50歳からを熟年と呼ぶならば、僕たちも遂に熟年の仲間入りですね…」
山口 「熟年一年生ということで読者の皆様よろしくお願いします」
竹田 「(高校三年生調)♪あああああ、熟年一年生♪
僕ら離れ離れになろうとも♪♪」
山口 「下手な歌はいいから…」

竹田 「では、踊りましょ うか?」
山口 「何を踊るつもり だ?」
竹田 「チークダンス、お相手 よろしく!!」
山口 「お断りします!」
竹田 「昔は、ディスコにはチークタイムが あったのになあ」
山口 「ここはディスコではありません…それに君は若い頃、
そのディスコでジョン・ トラボルタ風味の
ナイトフィーバーして、膝の半月板を損傷したで
しょう」
竹田 「ハイ…面目ない(シュン)…この年になって
後遺症の痛みが青春の思い出として
付きまとっています」
山口 「そうですよ、熟年の世代は、身体のあちこちに
痛みを感じて青春時代を 懐かしめるんです」

竹田 「出来れば、痛みが出ないで青春時代の
思い出を懐かしみたいです、竹田は」
山口 「甘い! 物忘れと いう武器を手にする
熟年世代では、記憶だけに頼るわけには
いかないの。
そして、痛みさえも懐かしめるような
生き方をしてこそ健全な熟年世代の証だと思うけど、竹田はどう?」
竹田 「この年になると青春のシンボルは、ニキビ痕だけじゃなくなるんですね」

山口 「その通り!
さて、話を 変えますが、街を歩くと
新社会人の初々 しい姿を
あちこちで見ることが
出来るだろ?」
竹田 「そうそう、あの姿を見ると、
自分も改めて初心に戻り頑張らないといけないと思う時があります」
山口 「一年の計は元旦にありな んていって、お正月に立てた新たな目標が、
日常の中で忙殺されてしまうことが多々ある中、この時期に初々しい姿を
見ると、もう一度リッセットし直すチャンスを神様が与えてくれたと
思えるんだけど…」
竹田 「その次のリセットチャンスは何月頃にありますかね」
山口 「そんな奴は、最初から計画なんて立てないほうがいい!
調度この時期だからいいんだよ」
竹田 「そうか…僕は焼酎が好きなので、色々な日本の焼酎について徹底的に
勉強しようと元旦に誓ったんですが、少し怠けてました」

山口 「ほら! この時期は、春の訪れとともに
寒さが緩むのと同じで、
気持ちの部分でも
どこかに緩みや油断の芽が出やすいから、
注意するように、 新入生や新社会人 が
俺たちに教えてくれているんだよ」
竹田 「山口さんは、50歳になってから、
やっと素直な考え方が
出来るようになれましたね」
山口 「ありがとう…」
竹田 「あれ? 嫌味なんですけど…
昔の山口さんなら厳しいツッコミが
入っていたはずなのに」
山口 「熟年になると、言っても無駄な人には、余計なエネルギーを使わないように
なるんだよ」
竹田 「さすが!…あれ!?…どういうこと?…まっいいか!
読者の皆さん、これからよろしくお願いします」
山口 「ポジティブさだけは、相変わらずだ」 |