ピアカウンセラー 高橋美恵子
私が、カウンセリングを始めたころ、恋愛相談は30〜40代がほとんどでした。でも最近、熟年の女性からの相談が増えています。
結婚生活が長くなればなるほど、「あなたはあなた、私は私、家庭生活に支障がなければ好き勝手にしましょうよ」という「亭主元気で留守がいい」という方、多いでしょう。私もこれまで男と女のトラブルは年齢とともに、問題視されなくなったり、自然と解消していくものだろう、と思っていました。でも、実際は嫉妬したり、喧嘩したり、男女間には「年齢」というハードルはないんだということを実感しています。
「夫(パートナー)が浮気をしている。または、しているらしい、どうしたらいいでしょう?」という相談が多いです。彼の素行調査をするために部屋や車に盗聴器をつけた、という話もありました。なにもそこまで、と思うでしょう。でも、何か行動を起こさなくてはいられない、というのです。
そんな彼女たちに共通していることは、浮気をされたという状況に対してショックが強く、頭の中がパニックになっているんです。そして自分がどうしていいか分からなくなっています。
そこで私のカウンセリング。まず頭の中を整理してあげるんです。離婚したいのか、浮気相手と別れさせるのか、このまま、自分が我慢した方がいいか、話を聞きながら、望んでいる方向を見つけてあげます。それがわかれば、それに向かってのシナリオを書いてあげる。最終的に相談者の思いを実現してあげる、というのが私の役割です。
実際対面して驚くのは、彼女たちの若々しさ。お肌も手入れがいきとどいていてツヤツヤ、ファッションもそれなりに流行を取り入れたりしていて、60代の方も40代ぐらいに見えます。心に悩みを持っていることは非常に気の毒、でも反面それが若さの秘訣となっているのでしょう。女性として、常に異性を意識し、綺麗でいることはいいことではないかしら。「いつまでも女」でいることは大切なことです。
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