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人と地域と繋がろう 特集・仲間

●【生きる指針のコーナー】第24号(2007年 11月号)目次

1-人と地域と繋がろう 特集・仲間 トトロのふるさと財団・マリノフラサークル
2-人と地域と繋がろう 特集・仲間 アクターズスタジオ・美里園芸福祉の会
3-人と地域と繋がろう 特集・仲間 シニア社会学会・入間市博物館ボランティア
4-人と地域と繋がろう 特集・仲間 人間集団夢気球・おもちゃドクター・ナルク
5-人と地域と繋がろう 特集・仲間 熟年カラオケ会・活躍の場はこう探せ!

6-いつまでも男と女Vol.8 カウンセラーが語る、熟年相談事情

 仕事や親業のしがらみから解放された今だからこそ、 もっと自由に人の中へ。共に笑い、共に頑張れる仲間がいたなら、人生は何倍も素敵になります。
  今回の特集のテーマは「仲間」。リタイア世代におすすめの、さまざまな活動をしている団体をご紹介します。
  人生の宝物はいつだって人と人との間にあるもの。新しい仲間を見つけて、充実したひとときを!

狭山丘陵の里山を残そう!     トトロのふるさと財団
 映画「となりのトトロ」のモデルといわれる狭山丘陵。この「トトロの森」を残す活動をしているのが、「 トトロのふるさと財団」だ。
  財団の活動の柱は、お金を出し合って緑地を買い取る「ナショナルトラスト運動」。これまで計1万3千u、6ヶ所の雑木林や竹林を取得した。所沢市や埼玉県の協力もあって、取得分を大きく上回る緑地を残すことに成功している。
  雑木林と農業が調和した「里山」の景観を守るのも財団の目指すところ。そのため「トトロの森」の保全だけでなく、地域農業の活性化にも取り組んでいる。 後継者不足で荒れる農地の耕し手を育成する「ふるさ と農業体験」などだ(下に募集情報あり)。
  財団の活動に参加する方法はいくつかある。一つは 金銭的な援助。会員になって会費を納めたり、寄付を する。もう一つは労働力の提供。ボランティアやイベ ントへの参加だ。

▼トトロの森で何かし隊
  財団には様々な活動をするボランティアグループが ある。「トトロの森で何かし隊」もその一つ。60代の人を中心とした60名の集団で、メインの活動は月に一 度の「トトロの森」の保全。毎月第一日曜日に集合し、下草刈りやゴミ拾いをする。また財団が活動拠点と して三年前に取得した古い農家屋敷の整備も行っている。現在取り組んでいるのは、母屋奥の建物の片付け だ。
  拠点で作業中の「何かし隊」を訪ねた。この日の参加者は8名。建物から古い建具を運び出し、軽トラッ クに積んでいく。力仕事に汗も光る。一区切りついた 後は、母屋で昼ごはんを。メニューはメンバーお手製の手打ちうどん。美味しい食事に自然と頬が緩み、会話も弾む。トトロのふるさとを愛する心で結ばれた人の輪は、和やかで温かかった。

「トトロのふるさと財団」、「トトロの森で何かし隊」基本データ

問合せ先 : 04−2947−6047(財団事務局)
活動場所 : 狭山丘陵
財団会費 : 正会員は年額3000円(「何かし隊」に参加の場合も財団会費のみ)
資格 : なし
ホームページ:http://www.totoro.or.jp



ハワイの心で踊ります       マリノフラサークル

 年齢を問わず楽しめ、華やかで癒される「フラ」。 今や国内には50万人を超える愛好者がおり、サークル活動の花形だ。入間市の扇町屋公民館を拠点に活動するマリノフラサークルを訪ねた。
 現在メンバーは11名。すべて女性で、60代が多い。活動の基本は公民館での月三回、一回90分の練習だ。発表の場としては、入間市フラ連盟発表会や公民館祭などがある。地域の人からの依頼があれば、老人ホームなどへの慰問も。会の代表・坂本香織さん(41)は「認知症のおばあちゃんが一緒に手を動かしてくれたのが嬉しくて」と振り返る。
  公民館での活動は身支度から始まる。パウスカートと呼ばれるカラフルなスカートをまとい、耳の横に花を挿す。既婚者は左、未婚者は右、と決まりがあるのだとか。皆さんの準備が整うと、場は一気に南国ムードに。ギャザーたっぷりのスカートが揺れるたび、ハワイの風がフワリ。心なしかおしゃべりの声もゆったり響く。
  フラは足でリズムを取りながら、手で物語を紡ぐダンスだ。まずは基本となる足の動きから練習をスタート。曲に合わせてカホロ、ヘラなどの9種のステップを踊り、ウォーミングアップする。この後、手の振りが付いた発表用の曲の練習に移る。この日見せていただいたのは「キモフラ」。キモさん宅で受けたもてなしへのお礼の踊りだ。見ている分にはゆったり優雅だが、一曲踊り終えると汗ばんでしまうそう。
  「ドレスを着て人前に出られる華やかさがいい」とフラの魅力を語ってくれたのは神山千代子さん(64)。振りを覚えるのは大変だが「それが頭の刺激になる」と前向きだ。神山さんはセカンドライフの楽しみにしようと、定年の少し前からフラを始めた。「皆と食事に行ったり、横のつながりも楽しいです」とニッコリ。
  サークル名のマリノはハワイ語で「穏やかな」の意味。命名したのは会の指導者・佐藤和子さんだ。「皆で仲良く穏やかに踊れるようにとの願いを込めて付けました。本当にその通りの会になりましたね」。
  取材して驚いたのは皆さんの若々しさと明るさ。フラにはやはり、特別なチカラがあるようだ。


「マリノフラサークル」基本データ

問合せ先 : 04−2962−4495(入間市扇町屋公民館)
活動場所 : 入間市扇町屋公民館
活動日時 : 水曜日13:30〜15:00(月3回)
費用 : 月額3000円(数年に一度、衣装代の負担も)
資格 : 原則入間市在住者
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