人と地域と繋がろう 特集・仲間
●【生きる指針のコーナー】第24号(2007年 11月号)目次
1-人と地域と繋がろう 特集・仲間 トトロのふるさと財団・マリノフラサークル 2-人と地域と繋がろう 特集・仲間 アクターズスタジオ・美里園芸福祉の会 3-人と地域と繋がろう 特集・仲間 シニア社会学会・入間市博物館ボランティア 4-人と地域と繋がろう 特集・仲間 人間集団夢気球・おもちゃドクター・ナルク 5-人と地域と繋がろう 特集・仲間 熟年カラオケ会・活躍の場はこう探せ! 6-いつまでも男と女Vol.8 カウンセラーが語る、熟年相談事情
年齢を問わず楽しめ、華やかで癒される「フラ」。 今や国内には50万人を超える愛好者がおり、サークル活動の花形だ。入間市の扇町屋公民館を拠点に活動するマリノフラサークルを訪ねた。 現在メンバーは11名。すべて女性で、60代が多い。活動の基本は公民館での月三回、一回90分の練習だ。発表の場としては、入間市フラ連盟発表会や公民館祭などがある。地域の人からの依頼があれば、老人ホームなどへの慰問も。会の代表・坂本香織さん(41)は「認知症のおばあちゃんが一緒に手を動かしてくれたのが嬉しくて」と振り返る。 公民館での活動は身支度から始まる。パウスカートと呼ばれるカラフルなスカートをまとい、耳の横に花を挿す。既婚者は左、未婚者は右、と決まりがあるのだとか。皆さんの準備が整うと、場は一気に南国ムードに。ギャザーたっぷりのスカートが揺れるたび、ハワイの風がフワリ。心なしかおしゃべりの声もゆったり響く。 フラは足でリズムを取りながら、手で物語を紡ぐダンスだ。まずは基本となる足の動きから練習をスタート。曲に合わせてカホロ、ヘラなどの9種のステップを踊り、ウォーミングアップする。この後、手の振りが付いた発表用の曲の練習に移る。この日見せていただいたのは「キモフラ」。キモさん宅で受けたもてなしへのお礼の踊りだ。見ている分にはゆったり優雅だが、一曲踊り終えると汗ばんでしまうそう。 「ドレスを着て人前に出られる華やかさがいい」とフラの魅力を語ってくれたのは神山千代子さん(64)。振りを覚えるのは大変だが「それが頭の刺激になる」と前向きだ。神山さんはセカンドライフの楽しみにしようと、定年の少し前からフラを始めた。「皆と食事に行ったり、横のつながりも楽しいです」とニッコリ。 サークル名のマリノはハワイ語で「穏やかな」の意味。命名したのは会の指導者・佐藤和子さんだ。「皆で仲良く穏やかに踊れるようにとの願いを込めて付けました。本当にその通りの会になりましたね」。 取材して驚いたのは皆さんの若々しさと明るさ。フラにはやはり、特別なチカラがあるようだ。
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