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気になる症状 Q&A 東京ヴェインクリニック

Q.足の血管がコブの様に浮き出ています。足がむくんでだるいのですが...。(65歳女性)
A.「下肢静脈瘤」だと思われます。症状が悪化する前に一度専門医に診てもらいましょう。

下肢静脈瘤とは?
 下肢静脈瘤とは足の静脈が拡張しボコボコとコブ化してしまう病気です。むくみ、重足感、疲労感、こむら返り等の症状の原因にもなります。大きな病気につながることはありませんので、過度に心配する必要はありませんが、一度できてしまうと自然に治ることはなく、徐々に悪化していきます。日本人の2000万人前後が罹患していると言われています。

下肢静脈瘤の種類
 下肢静脈瘤のタイプは、主に「伏在型静脈瘤」「側枝型静脈瘤」「網目状静脈瘤」「クモの巣状静脈瘤」の4つに分類されます。(左下写真参照)

下肢静脈瘤の原因と予防
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 足の静脈は、心臓まで血液を戻す働きをしています。人間の足は寝ている間を除いて心臓よりも下にありますので、静脈内の血液は重力を逆らって上へ上へと流れていきます。その時に重要になるのが、「逆流防止弁」です。その名の通り、逆流してしまうことを防止してくれる弁のことです。この弁が壊れると、血液が逆流し血液がたまり、静脈の壁が拡張しコブ状になってボコボコと表に出てくるのです。これは、年とともに徐々に進行していきます。この病気は妊娠・出産を経験する女性や、立ち仕事の方に多く、遺伝的な傾向もみられます。
 下肢静脈瘤は、予防も大切です。ウォーキングなどの適度な運動、足首を回したりこまめに身体を動かす、肥満を解消する、長時間の立ち仕事を避ける、弾性ストッキングの着用等を実践して、予防するようにしましょう。

下肢静脈瘤の治療
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 治療法は、静脈瘤のタイプによって、「血管内焼灼術」「外科手術」「硬化療法」「保存的治療」などがあります。弁の壊れた静脈を抜去する外科手術(ストリッピング手術)が主に行われていましたが、現在は患部の静脈内に極細のレーザーファイバーやカテーテルを入れて、内部をレーザーやラジオ波で焼き閉塞させる血管内焼灼術が主流となっています。
 当院では保険適用の下、下肢静脈瘤レーザー手術やラジオ波手術に加えて、レーザーを使って、ボコボコと膨れた枝の静脈瘤も同時に焼灼していく治療法(TVCメソッド)を行っています。あまり傷をつけたくない、早くボコボコした血管を目立たなくしたい、といった患者様の要望にお応えした治療方法です。
 下肢静脈瘤の治療について詳しくお知りになりたい方は、定期的にセミナーを行っていますので、ぜひご参加ください。
 当院は下肢静脈瘤の治療以外にも、透析患者様の内シャントの作製・治療、鼠経ヘルニアの手術も行っています。お気軽にご相談ください。 

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回答者
医療法人社団KRMG
東京ヴェインクリニック院長
近藤 啓介 先生
平成5年東京大学医学部医学科卒、東京大学第一外科、東京大学第二外科、埼玉医科大学総合医療センター、東京大学血管外科・助教を経て平成20年東京ヴェインクリニック 開院
外科専門医、脈管専門医、血管内焼灼術指導医、血管内焼灼術実施医


「下肢静脈瘤セミナー」開催!(無料)
2/3(土)13:00~ 先着順(約10名)予約制
会場:東京ヴェインクリニック(池袋駅東口から徒歩2分)


医療法人社団KRMG
東京ヴェインクリニック
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※こちらは、2017年12月現在の情報です